The Qubeについて
本文ここから視覚障害ユーザーの一人として、The Qubeの開発・公開に感謝します。
The Qubeは全盲ユーザーのためのtwitter client(ついったークライアント)です。
"Qwitter"の操作を継承した後継ソフトウェアです。
スクリーンリーダー"NVDA"の動作時は音声と点字ディスプレイ表示がサポートされます。
SAPI5.1対応日本語音声エンジンがインストールされ、"音声合成"が設定されている場合SAPIでの読み上げがサポートされます。
ダウンロードはQuartizer Projects
マニュアルは"The Qube Readme"
こちらの環境で以下の事象を確認しました。
検証いただければありがたいです。
The Qube-setup 1.0 Beta 4.2.exe
Windows7 32bit NVDAJP最新版
1.シャットダウン時のエラーメッセージ
"0x79614466 の命令が 0x79614466 のメモリを参照しました。メモリが read になることはできませんでした。"
2.上記エラーの回避方法
The Qubeを終了してからshutDownすると問題は生じません。
Quitting The Qube
If for some reason you wish to close The Qube, use ctrl+win+f4. It'll bring up a confirmation dialogue. Note: Quitting The Qube has been known to cause some generally horrible things to happen, like the death of innocent kittens.
3.NVDA最新版で点字出力する方法
NVDA日本語チームnISHIMOTO様より情報をいただきました
The Qubeの設定
Qube の Configuration (CTRL-SHIFT-Win-O) で、Braille タブの "Braille spoken text" チェックボックスがチェックなしの場合、2012.2.1jp までの DirectBM は点字ディスプレイ出力しますが、KGS ドライバでは点字ディスプレイに出力しません。
KGS ドライバは点字ディスプレイの作法に従って出力を行なうので、Qube 側で点字ディスプレイ出力の設定を有効にする必要があります。
NVDAの設定
設定→点字設定→「メッセージの表示終了待ち時間(秒) 」の設定で、表示時間を長くすることができます。
NVDAJP201402では"点字メッセージの表示終了待ち時間の設定を有効にする チェックなし"にすることで新しい投稿がされるまでフォーカスのあるツイートを表示し続けることができます。